魅惑の真空管アンプ little Bear B-1

昨日の更新でiBassoのDX90を買った事を書きました

あえてこの機種を選んだ一番の理由が、
最も無難な音が出るからという理由でしたが、
後に気づいた真実は、
あまり気に入らないと思って売り飛ばしてしまった、
SONYのPHA-2の音に似ていたという実は同じ事の繰り返しだったという悲しい堂々巡りだったのでした。

しかし、気を取り直して考えてみると巨大なポータブルアンプの必要も無く、
PHA-2と遜色の無い音が出ているのは優秀である事はまぎれもなく、
高音から低音まで実に優等生な音が出ていると思いました

しかし、結論的には、あえてSONYのつまらない音からあがいて脱出して来たつもりが入り口に戻って来てしまっている様では、
いったい何の為に買い換えたのだろうと悩ましい日々でした


買っては悩んでの繰り返しがもはやライフワークとなっている私はまた、楽しくも苦しい研究の毎日を過ごすのでした


ある日、何か音を個性的にする良い方法が無いかと情報を漁っていると、

どうも真空管ポータブルアンプが個性的な音楽の艶や臨場感を出せるという事に一番向いている結論を見出しました


それでは真空管アンプの価格とやらを調べてみると、これがなかなかの高額なアイテムでDAPのDX90と同額の4、5万はかかるであろう高級なアイテムでした


そこでもう少しお手軽なものは無いかと探していると、
中国製のLittle Bearという怪しいアンプがヤフオクで出品されていてかなりお手軽な値段でした

バッテリーの持ち時間は3時間ほどしか持たず、

過充電は危険なので充電が終わったらコンセントを必ず抜く様と注意があったり、

使用時はとにかく熱くなって燃えないか心配になるといった、

いかにも中国製の危険なアンプといった情報でしたが、音は本格派と情報があり、

使用されている真空管もポータブルアンプに内臓されているものとしては大型なタイプで、しっかりとオレンジ色の灯火が点灯するとの事でした

その他の高いものも含めてポータブルの真空管アンプの真空管部分はオペアンプと呼ばれる部分に小型の物が使われていて、

熱くもならならずに振動対策も優秀とのメリットの様に書かれていましたが、

そんな小型の真空管なんかでは音質にあまり真空管の味付け等でないのではとあまり魅力を感じなかったので、

噂の大型真空管搭載のLittle Bear B-1を7千円程度で落札してみる事にしました

そして届いたアンプはまさに小さな熊でした




昔に文房具屋で売っていたカンペンケースのような絵柄で、気が抜けてしまいそうになりますが、

音はとても雄大でダイナミックな音場が広がりました


端正なDX90の無難な音も小さな熊さんの手にひっかかれると、途端に音楽性にあふれた魅力的な音質へと生まれ変わってくれました


オペアンプも中の部品もそこそこに良い組み合わせのようですし、何より大型の美しい真空管で音的には中級機種以上の魅力を感じました


アンプ要らずと言われたDX90の直刺しより、明らかにLittle Bearを経由した方が音が良かったので、
真空管アンプという味付けで従来の音をより魅力的にするという発想は間違った方向ではなかったと確信できました。

こうして私はポータブルオーディオというジャンルに対して初めて自分なりに真実であると言える事実を少しずつではありますが、つかみ始めている事を認識し始めていました

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